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記事一覧 2025年7月22日

ウォーキーリフトとは?フォークリフトとの違いや導入メリットをわかりやすく解説

フォークリフトにはさまざまな種類がありますが、その中でも小型で取り回しがしやすいウォーキーリフトという機種をご存じでしょうか?

この記事では、ウォーキーリフトの特徴やフォークリフトとの違い、導入するメリット、そして技能講習の必要性についてわかりやすく解説していきます。

 

フォークリフトとは??

まず、フォークリフトの法律上の要件を見ていきましょう。
法律上、フォークリフトとは次のように定義されています。

 「荷物を積み込むフォーク、ラム等と、それを昇降させるマストを備えた動力付き荷役・運搬用機械」

つまり、以下の3つが揃っていることが条件です。

  • フォーク(爪)
  • マスト(昇降装置)
  • 動力(電動やエンジン)

したがって、この定義に当てはまらない場合、フォークリフトとみなされず、技能講習や特別教育も不要になります。

では下記の機種はどうなのでしょうか。

 爪・マストがありますが手動なのでフォークリフトではありません。

爪があって電動で動きますが、マストがないのでフォークリフトではありません。

また、フォークリフトに該当する機種は、年に1度の年次検査(年次点検)が法律で義務付けられていますが、該当しない機種は年次検査も同様に必要ありません。

ウォーキーリフトとは?

次にウォーキーリフトとはどのようなものなのかを見ていきましょう。
ウォーキーリフトとは、人が乗って操作するタイプではなく、歩きながら操作して荷物を運搬するフォークリフトの一種で、狭い場所でも小回りが効くため、工場内や倉庫、店舗のバックヤードなどでよく利用されています。

技能講習や検査についての注意点

1t未満のウォーキーリフト:特別教育(会社内で実施可)が必要

1t以上のウォーキーリフト:労働安全衛生法に基づく技能講習修了が必要

定義外の機械(手動・マスト無し):講習・検査の義務なし

 

下記の動画で実際に操作しているところを確認してみましょう。

弊社YOU TUBE ウォーキーリフト動画

 

ウォーキーリフトの主なメリット

ウォーキーリフトには狭い場所で使用できる以外のそのほかにも利点があります。

  • 自重が軽く、省スペースでの使用が可能
  • 最大荷重が1t未満であれば「特別教育」のみで運転可能(技能講習不要)
  • 小型機種はエレベーターへの搭載も可能
  • 導入コストが比較的安価
  • 100Vの家庭用電源でも充電可能な機種が多い
  • 軽い荷物をトラックへ積み込む用途にも最適

ウォーキーリフトはこんな場面におすすめ

  • 倉庫内での短距離運搬
  • エレベーターでの移動が必要なビル内作業
  • 小売店舗やバックヤードでの省スペース運用
  • 技能講習が難しい職場でも教育で運用可能

 

まとめ|ウォーキーリフトの定義と選び方を理解しよう

 

ウォーキーリフトは、取り回しが良く導入しやすい便利な運搬機械です。フォークリフトの定義を正しく理解することで、講習の必要有無や法的な対応もスムーズに判断できるようになります。

 

小型の運搬機が必要」「技能講習が不要な機種が欲しい」といったニーズには、ウォーキーリフトが最適な選択肢となるでしょう。

 

下記リンクからウォーキーリフトの在庫を見ることができますのでご覧ください。

ウォーキーリフト在庫一覧

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