フォークリフトにはさまざまな種類がありますが、その中でも小型で取り回しがしやすい**「ウォーキーリフト」**という機種をご存じでしょうか?
この記事では、ウォーキーリフトの特徴やフォークリフトとの違い、導入するメリット、そして技能講習の必要性についてわかりやすく解説していきます。
ウォーキーリフトとは?
ウォーキーリフトとは、人が乗って操作するタイプではなく、歩きながら操作して荷物を運搬するフォークリフトの一種です。狭い場所でも小回りが効くため、工場内や倉庫、店舗のバックヤードなどでよく利用されています。
弊社YOU TUBE ウォーキーリフト動画
https://youtu.be/My7-u46aiH0?si=BugvCvDQIUyyNu8G
ウォーキーリフトの主なメリット
自重が軽く、省スペースでの使用が可能
最大荷重が1t未満であれば「特別教育」のみで運転可能(技能講習不要)
小型機種はエレベーターへの搭載も可能
導入コストが比較的安価
100Vの家庭用電源でも充電可能な機種が多い
軽い荷物をトラックへ積み込む用途にも最適
そもそもフォークリフトとは??
法律上、フォークリフトとは次のように定義されています。
「荷物を積み込むフォーク、ラム等と、それを昇降させるマストを備えた動力付き荷役・運搬用機械」
つまり、以下の3つが揃っていることが条件です:
フォーク(爪)
マスト(昇降装置)
動力(電動やエンジン)
この定義に当てはまらない場合、フォークリフトとみなされず、技能講習や特別教育も不要になります。
では下記の機種はどうなのでしょうか。
技能講習や検査についての注意点
1t未満のウォーキーリフト:特別教育(会社内で実施可)が必要
1t以上のウォーキーリフト:労働安全衛生法に基づく技能講習修了が必要
定義外の機械(手動・マスト無し):講習・検査の義務なし
また、フォークリフトに該当する機種は、年に1度の**年次検査(年次点検)**が法律で義務付けられていますが、該当しない機種は年次検査も同様に必要ありません。
ウォーキーリフトはこんな場面におすすめ
倉庫内での短距離運搬
エレベーターでの移動が必要なビル内作業
小売店舗やバックヤードでの省スペース運用
技能講習が難しい職場でも教育で運用可能
まとめ|ウォーキーリフトの定義と選び方を理解しよう
ウォーキーリフトは、取り回しが良く導入しやすい便利な運搬機械です。フォークリフトの定義を正しく理解することで、講習の必要有無や法的な対応もスムーズに判断できるようになります。
「小型の運搬機が必要」「技能講習が不要な機種が欲しい」といったニーズには、ウォーキーリフトが最適な選択肢となるでしょう。
下記リンクからウォーキーリフトの在庫を見ることができますのでご覧ください。
https://www.chushin-s.com/product/item_all/forklift/?_do=1&_pc%5B0%5D=88&_pw%5B0%5D=109