中古フォークリフトを探していると、「型式」「燃料の種類」「操作方式(オートマ・マニュアル)」など、さまざまな項目で迷うことがあるかと思います。
特に型式(FG・FD・FB)やカウンター式・リーチ式の違いは、業者なら写真や型式で即座に判断できますが、実際に使用する企業様や個人では、見慣れない用語に戸惑うこともあるでしょう。
今回は、中古フォークリフト選びに役立つ基礎知識をまとめました。初めての方でもわかりやすいように丁寧に解説します!
【まずは基本】カウンター式とリーチ式の違いとは?
フォークリフトには大きく分けて以下の2種類があります。
■ カウンター式フォークリフトとは?
座って運転するタイプのフォークリフト
荷物の後ろに重り(カウンターウェイト)があり、バランスを保つ構造
メリット:
長時間でも疲れにくい
対応トン数が多く、用途に応じて選びやすい
オプション装備が豊富
デメリット:
リーチ式に比べると小回りが利きにくい
■ リーチ式フォークリフトとは?
立って操作するタイプ
型式にRが付いているとリーチタイプです。(FBR等)
狭い場所での作業に向いており、前方にアームを伸ばして荷物を扱う
メリット:
小回りがきき、狭い通路でも活躍
アーム(爪)の出し入れができ、奥行きのある棚にも対応
デメリット:
立ち作業のため疲れやすい
操作に慣れるまでやや時間が必要
【型式でわかる!】フォークリフトの燃料タイプ
フォークリフトの型式を見れば、どの燃料を使っているかが一目でわかります。
中古市場でも頻繁に見かけるのが以下の3種類です。
型式記号 燃料種類
FG ガソリン車
弊社在庫URL https://www.chushin-s.com/product/item_all/forklift/?_do=1&_pc%5B%5D=87
FD ディーゼル(軽油)車
弊社在庫URL https://www.chushin-s.com/product/item_all/forklift/?_do=1&_pc%5B%5D=86
FB バッテリー車(電動)
弊社在庫URL https://www.chushin-s.com/product/item_all/forklift/?_do=1&_pc%5B%5D=88
■ ガソリン・ディーゼル(FG・FD)の特徴
メリット:
補給が簡単で、長時間運転に向いている
車と似た構造なので、整備・メンテナンスがしやすい
デメリット:
排気ガスが発生するため屋内作業には不向き
燃料費高騰の影響でランニングコストが増加傾向
■ バッテリータイプ(FB)の特徴
メリット:
排気ガスゼロで環境にやさしく、屋内作業に最適
エンジンがない分、構造がシンプルで整備も簡単
デメリット:
充電時間がかかるため、急な連続使用には不向き
バッテリー交換コストが高額
【まとめ】フォークリフト選びで失敗しないために
中古フォークリフトを選ぶ際は、以下のポイントを意識すると失敗が少なくなります。
✅ 作業現場の広さ → カウンターかリーチか
✅ 作業時間の長さ → バッテリーか燃料式か
✅ 操作性の好み → オートマかマニュアルか(次回解説!)
✅ 型式から燃料の種類を確認する(FG・FD・FB)
今後も**「オートマ・マニュアルの違い」や「おすすめのオプション」**など、フォークリフト選びに役立つ情報を発信予定です。
中古フォークリフトの購入・比較をするなら、この記事を参考にして、最適な1台を見つけてください!